次の目的地は埼玉県の老人ホーム

音楽療法士をしています。全国の様々な施設、病院や少年院、地域のセミナーなどで演奏したり、歌を歌ったりしています。次の目的地は埼玉の老人ホームです。楽器を持ち運ぶので、埼玉へは車で高速を使って入ります。老人ホームは、どうしても刺激が少なくなるので、皆さんの気持ちが明るくなるよう、その1日を楽しめるよう、音楽でサポートする仕事です。

昔聞いていた音楽を聴いて、その頃の記憶がよみがえることがあるかと思います。香りなどでもそうですが、音楽は人間の五感に直接働きかけるようです。私が演奏したり歌ったりした音楽を聴いて、表情のなくなっていたおはあちゃんが笑顔になったり、認知症のおじいちゃんが家族のことを思い出したり、そんなことがいつくつもありました。他の施設でも、娯楽としてだけでなく、セラピーとしての音楽が求められることが多くなりました。私自身、音楽に助けられて、音楽の力を信じて、今この仕事をしています。音楽には、人を励ましたり慰めたり、そんな力があるのです。

埼玉県では、何件かの老人ホームを回ることになっています。どこの施設でも同じですが、老人ホームで言えば、利用者のお年寄りだけでなく、職員の方たちも一緒に楽しんでいただけますし、介護に役立ったとの感想をいただくこともあります。私の歌を聴いてわらっていたおばあちゃんが、ひどい癇癪持ちで対応に困っていましたが、その歌を聴かせると落ち着くようなったそうです。こんな感想をもらえるので、この仕事はやめられません。


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